アジア大会 飛込競技結果報告

アジア大会大会第2日目 女子シンクロナイズド3m飛板飛込決勝競技が行われた。日本から三上紗也可(米子DC)、宮本葉月(高知SC)の高校生ペアが出場。昨日の男子に引き続きメダルを期待されたが序盤の制限選択飛のミスが響き、後半追い上げるも上位争いをできないまま競技を終え得点249.90点で5位でした。

大会最終日、女子3m飛板飛込、男子高飛込の決勝が行われた。女子3m飛板飛込には三上紗也可(米子DC)と宮本葉月(高知SC)が出場。二人とも初の大舞台!最後までミスの許されない張り詰めた場面が続いたが一歩も引かない堂々の演技。見ているものがエキサイトする素晴らしい戦いであった。結果は三上4位、宮本6位とメダルには届かなかったものの本年度ワールドカップのファイナリストとメダル争いができたことは相当な自信となったに違いない。

これで4年に1度のアジアの祭典が終了しました。皆様のおかげでここに至り、皆様の声援が後押しとなって今ある力を全て出し切れました。決して満足のいく結果ではありませんが、日本チーム一丸となって戦い、喜びや悔しさを共有したことで2020東京に向けより士気を高められた時間になったと思います。これからが本当の勝負です。帰鳥後も気を抜くことなくトレーニングに邁進していくことでしょう。
県民の皆様、応援本当にありがとうございました。

今後も鳥取県水泳連盟は関係機関と連携し2020東京を目指し、選手強化に取り組んでまいります。

 

安田千万樹ヘッドコーチの感想

惜しくも銅メダルを逃しましたが三上の持てる力を120%発揮した上での4位でした。得点もパーソナルベスト、内容も私が見る中で最高の展開でした。予選3位でちょっと期待したのですがそこはさすがに世界。なかなか前に出させてはくれませんでした。

三上はインドネシアで伸びました。選手の成長はいつ何時訪れるかわかりません。一つ大人になった表情での試合運びは安心して見ていられました。今日の内容は本当に良かったです。流石に美しさは中国選手に敵いませんが決して見劣りはしていなかったです。オリンピックの金メダリストよりもいい演技がありました。世界のトップとまではとはいきませんが世界の仲間入りまでもうちょっとのところまで来ています。今日の彼女の取り組みを見て、さらにこの子とともに2020東京を目指そうという気持ちがいっそう強くなりました。メダルなくとも今日の三上は私からみたら金メダル級でした。これからが本当の勝負!頑張りますので鳥取に帰ってからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

 

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