高等学校体育連盟水泳専門部
第65回中国高等学校選手権の様子
7月22日(土)から24日(月)まで岡山・児島マリンプールで行われた中国高校。天候には恵まれましたが、非常に暑く、水温も高くなっており、選手はコンディション作りに苦労したと思います。その中でも、本田航平くん(鳥取東)が100m平泳ぎで優勝、平林優花さん(米子北)が100m・200m平泳ぎで優勝など優勝3種目、入賞男子13種目、女子11種目の成績でした。特に男子400mメドレーリレーの鳥取東高チーム(日笠鉄平・本田航平・大崎海翔・山本真)はなんと学校として30年ぶりのインターハイ出場となる3位。女子400mメドレーリレー米子北高チーム(鶴田真美・平林優花・塩澤穂香・山田奈子)は3年連続のインターハイ出場など、初日から盛り上げてくれました。応援も素晴らしく、各チームの3年生が率先して県勢決勝進出者を声を枯らしながら応援する姿は、他県の先生方からも称賛を受けました。極めつけは最終レースである男子800mフリーリレーでした。鳥取県勢は2チームの出場でしたが、隣の島根県は残念ながら出場チームがありませんでした。そこにするするっと島根県選手団の30名程度が鳥取県選手団の中に入ってきて、「応援させて」と一緒に応援をしてくれました。ライバルであり、仲間である山陰。両県対抗など選手同士が競い合い、友好を深めあえる機会があることをありがたく感じるとともに、少しだけ目頭が熱くなった瞬間でした。島根県選手団の皆さんありがとうございました。保護者の皆さんも多く会場に駆け付けていただき、声援を送っていただきました。ありがとうございました。
また水球の鳥取中央育英高、飛込みの三上紗也可さん(米子南)もインターハイ出場。水泳競技3種目で出場です。宮城県で開催されるインターハイに出場する選手の皆さんは、今シーズンの締めくくりに頑張ってほしいと思います。
来年(平成30年)は中国高校が鳥取県で開催されます。今年度以上に競技でも応援でも(マナーでも)よい大会にできるように選手諸君の頑張りを期待したいと思います。