高等学校体育連盟水泳専門部
第67回中国高等学校選手権の結果及び様子
7月19日~21日まで山口・きらら博記念公園プールにおいて上記の大会が開催されました。インターハイへの切符をかけた激しい戦いが繰り広げらた。
初日、口火を切ったのは本田志帆さん(鳥取東1年)。400m個で自己ベストを大きく更新する5’02”05で泳ぎ、標準突破。その後、森 慈さん(米子北2年)が200m自由形で2’06’33の標準突破。実力のある本田航平君(鳥取東3年)と平林優花さん(米子北3年)も200m平泳ぎ予選から標準記録を突破する力泳を見せた。初日の決勝は男女のメドレーリレー。予選10位までが出場できる決勝では、鳥取東女子が9位、男子は最後までもつれたが米子東4位、鳥取東5位の結果に終わった。
2日目、平林優花さん・本田航平君の平泳ぎ陣は順当に予選から標準突破。女子200m個は力のある森 慈さんに続き、本田志帆さんも前日に続きベストを更新して標準突破。4名が出場した2種目で標準記録を突破した。午後からの決勝レース。期待は柳遥貴君(米子東1年)。200m背泳ぎの予選では標準記録に0”38届かず、悔しい思いをした。決勝では何としても標準突破の期待が高まった。決勝では果敢に追い上げた結果2’08”90の3位。標準記録が突破できず本人は悔しがっていたが、見事インターハイを決めた。女子200m自の森さんは寺坂選手(岡山操山1年)との激戦を0.03秒制し、優勝。女子400m個の本田さんは順位を落としたが5位、小坪朋夏さん(米子東3年)もベストを更新し7位。女子200m平泳ぎの平林さんは後半ラスト25mから小島選手(山陽女子2年)の激しい追い込みをかわし、3連覇を達成。男子200m平泳ぎの本田君も後半苦しんだが、優勝。表彰台をにぎわした。そのほか、1500m自由形では山里大翔くん(米子西2年)が6位、50m自由形で藤原秀斗君米子北2年)が5位、岸本浩太郎君(米子東1年)が8位、女子200m背泳ぎ中原京花さん(米子南1年)が5位と入賞者が出た。
最終日。まず背泳ぎ決勝。女子は中原さん(米子南1年)が7位。2種目出場を狙った柳君はのびきれず4位となり、出場権を逃した。メドレーリレーでは58”59で泳いでいただけに、悔やまれるレースであった。圧巻だったのは男子400m自由形の山里君。予選を6位で通過したが、トップとの差は大きかった。スタート後、200mをターンしたとき2位。他の選手が追い上げを見せる中盤、ぐいぐいとバテることなく2位で300mをターン。鳥取県選手団は全員総立ちで声援を送る中、追い込みを見せる他の選手以上に素晴らしい力泳で2位でゴール。3秒以上もベストを更新し目標だったインターハイ出場を勝ち取った。素晴らしいレースだった。200m個では森さん2位、本田さん6位、小坪さん8位と3人が入賞。男子は藤原君が8位。平泳ぎは本田君が大会記録にあとわずかに迫る記録で優勝、平林さんは後半上げたが3位だった。最後のレース800mリレーは鳥取東女子が6位、男子は決勝に進めなかった。
6名の選手が今年度熊本県で行われる南九州総体への出場権を獲得した。ベストコンディションで大会に臨めるように、準備をして最高のパフォーマンスで泳いでほしいと思います。また山口まで応援に駆け付けていただいた保護者、関係者の皆様にお礼を申し上げます。競技結果と大会の様子と掲載します。(写真は日程順になっていません。ご了承ください)